カードをめくってお題に答える8冊の本で「タコ」紹介
1冊目
こころ
夏目漱石 / 岩波書店
女学生の頃、勤労動員で飛行機を作る軍需工場へ行っていた。朝8時から夜8時まで働く中、短い休憩時間に友人と本の話をすることで「自分は女学生である」と自負を抱き、持ちこたえていた。今でもその時間が愛おしい。
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- 13 | 9784003101117
2冊目
それでも生きていく
姜尚中 / 集英社
毎週発行する「ひまわり ミニ通信」掲載のエッセイでは、季節の食文化から時事問題まで幅広く取り上げている。自分が今、生きている社会を高齢になっても関心を持って生きたい。この著者の世の中の見方が気にいっている。
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- 13 | 9784087900699
3冊目
小林多喜二 21世紀にどう読むか
ノーマ・フィールド / 岩波書店
小林多喜二をテーマにしたこまつ座の公演を二度も見たが、この本はそれにも勝る感動を得た。外国人の視点から多喜二の人間性を描いている点である。
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- 13 | 9784004311690
4冊目
ひまわりの日々 食からひろがる地域のつながり
入江一惠 / フェミックス
明舞ひまわりでの活動を綴った本。先日20周年を迎えたが、全国から大勢の人が駆けつけてくれた。現在も「一汁三菜」の日本の伝統的な食事を守って食事サービスと配食(見守り)を続けている。
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- 13 | 9784903579894
6冊目
希望の一滴 中村哲、アフガン最期の言葉
中村哲 / 西日本新聞社
中村氏の活動を知り、人を知りたいと読んだ本。多くの人に知ってほしい。
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- 13 | 9784816709883
7冊目
縁食論 孤食と共食のあいだ
藤原辰史 / ミシマ社
少し変わった本で、食に携わる者として読みたかった。「社会的に食を見る」という食に対するこれまでの自分の視点が変わった。
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- 13 | 9784909394439
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